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地雷専門家3名を沖縄へ招聘|地雷プラスチック・アップサイクル研修を実施しました(2025/11)

2025/11/30

カンボジアで除去された「地雷プラスチック」を、平和を願う小物やアクセサリーへと生まれ変わらせる取り組みが、沖縄から動き出しています。
2025年11月、カンボジア地雷対策センター(CMAC)職員3名を沖縄に招へいし、今帰仁村・古宇利島の工房「TRUE BLUE」にて1週間のアップサイクル研修を実施しました。

沖縄から始まった“技術移転”という一歩

この取り組みは、除去された地雷を「危険なゴミ」として保管するだけでなく、適切に安全化したうえで素材として活用し、雇用と平和啓発、そして地雷除去活動を支える循環につなげていくことを目指しています。
沖縄の新聞でも本プロジェクトが取り上げられ、「負の遺産」を平和のツールへ転換する試みとして紹介されました。

研修の目的:現地で“自走”できる土台づくり

今回の研修は、作品づくりそのものだけでなく、現地で継続して運用できるようにするための「型」を整えることが目的でした。
工房の安全管理、素材の取り扱い、工程(洗浄・粉砕・成形・検品)を含め、“誰がやっても安全に再現できる手順”を学び、将来的な教材化も見据えました。

研修はTRUE BLUEのアートディレクター高橋実、共同代表の玉村めぐみの指導のもと進み、参加したCMACメンバーは実際の地雷プラスチックを扱いながら、デザイン・成形・仕上げの実践トレーニングに取り組みました。

写真は、初日につくった作品です。

研修を支えた3名の中心メンバー

今回沖縄に来た3名は、今後カンボジア側の中核として活動していく存在です。

  • ソンさん(写真:左):手先が器用で、機材のメンテナンスや治具づくりなど“工房を回す力”が期待される

  • マイさん(写真:右):教育経験があり、現地でのトレーニング役としての活躍が期待される

  • パニャさん(写真:中央):テチョ・ピース・ミュージアム副館長就任。リーダーシップとデザインセンスを持ち、今後のクリエイティブの核になっていく

行政・関係機関への訪問

研修期間中には、沖縄県庁への表敬訪問に加え、JICA沖縄センターへの訪問も行い、沖縄から世界へ平和のメッセージを発信する取り組みとして、意義や今後の展望を共有しました。

報告会実施

研修終了後の【11/29(土)】には東京・【ボヘミアン西麻布】で報告会を実施し、沖縄での学びや試作品、今後の展望を参加者のみなさまと共有しました。現場のリアルを伝えながら、「次に何ができるか」を一緒に考える時間となりました。

次に向けて:工房だけでなく「地雷除去」と「公園」も同時に

今回の学びを通じて改めて強く感じたのは、アップサイクル工房の立ち上げが重要である一方で、そもそもの地雷・不発弾の除去を進め、子どもたちが安心して遊べる土地を確保することも同時に必要だということです。
私たちは、地雷の危険が残る土地を安全に整備し、工房(Peace Factory)と公園(Peace Park)をつくる「Peace Park Project」を、現地パートナーとともに進めていきます。

クラウドファンディング挑戦

2025/12/15 9時からクラウドファンディングに挑戦します。ぜひ応援よろしくお願い申し上げます。

https://camp-fire.jp/projects/876041/view?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show